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石田 和也 / KAZUYA ISHIDA

1986年、備前市伊部に生まれる。高校卒業後、家業である備前焼の道へ進み、備前焼人間国宝 伊勢崎 淳氏に師事。その後イギリスへ移り、現地の陶芸工房で伝統技法や語学、文化を学ぶ。

作品は色のついた泥を用いて模様をつけるイギリスの伝統技法 スリップウェアや、ろくろの遠心力を利用し、ねじれを生かしたオリジナル技法 -螺法- を得意とする。貝や地層、氷河や鐘乳石など自然が創り上げる造形美からインスピレーションを受け、素材の特質を引き出すという備前特有の精神と薪窯で起こる変化や自然釉を融合させながら形にしていく。

2015年より始動したOxford穴窯プロジェクト(オックスフォード大学)では先導作家として招聘され、窯作りから制作ワークショップや焼成などの講師、また大学などでの講演を務める。2017年からはアメリカにも活動の幅を広げている。

Webサイト:https://www.kazuyaishida.com